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【03.08.26】増える「新卒派遣」 名古屋で八田参院議員ら 就職問題で私立大学担当者と懇談

8月26日「しんぶん赤旗」

就職担当者の話を聞く左から八田参院議員、大野愛知2区候補ら=25日、名古屋市内 若年層の就職難の解決に取り組む、日本共産党の八田ひろ子参院議員らは25日、名古屋市内の私立大学を訪ね、就職担当者と懇談しました。同党の大野ひろみつ小選挙区愛知2区候補も同席しました。

 政治の役割を果たすため、長引く不況のなか、学生たちの求職活動の実態や大学側から見た企業の募集実態を聞くためにおこなったもの。大野ひろみつ衆院2区候補も同席しました。

 大学側は、就職協定がなくなり、4年生の就職活動で授業が成り立たないこと、採用試験の期間長期化など、求職・採用実態を説明しました。

 さらに、近年、増えている雇用形態として、数年後退職しなければならない有期契約、派遣会社の契約社員で試用状態で働く「新卒派遣」を強いられている実情を指摘しました。

 また、大学側は、男女雇用機会均等法の施行後、性別が応募資格に書けないために、企業が女性を採用するかしないか、わかりにくくなっていると指摘。就職担当者は、過去の採用実績を見て判断するよう、学生に指導しています。

 八田議員は、「採用の段階まで、均等法を実効あるものにしたい」とこたえました。

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