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【03.7.28】豊川市 長い階段 障害者やお年寄りには大変 名鉄名古屋本線国府(こう)駅にエレベーター設置早く 八田ひろ子参院議員ら状況調べる

7月28日「しんぶん赤旗」

構内踏切の通行を体験する人たち。手前右は八田参院議員、左は佐藤市議、後ろ右から2人目は金子氏=26日午後、名鉄国府駅 愛知県豊川市の名鉄国府(こう)駅にエレベーター設置を求めている「国府駅にエレベータをつくる会」(本島久美子代表)の人たちと、日本共産党の八田ひろ子参院議員、金子まさみ党東三地区常任委員(衆院愛知14区候補)は26日、同駅の状況を調べました。会メンバーの佐藤郁恵市議も参加しました。

 同駅は1日約1万人もの乗降客がいますが、障害者やお年寄りらが利用できるエレベーターがないなど、バリアフリー化を求める切実な声があがっています。

 通院のため車いすで月に1、2回ほど同駅を利用している小島芳夫さん(76)も参加。ホームに出るための長い階段や、駅員の同行でのみ使えるホームに出るための構内踏切などを実際に利用し、チェックしました。

 参加者は、小島さんのサポートを体験。「これは大変だ」という声や、構内の踏切の凹凸や線路と敷板のすきまの大きさに、車いすでは通行が危険ではないかという意見をあげていました。

 ホーム幅が狭く、エレベーター設置が難しいという問題にたいし、メンバーからは、小型のエレベターがJRの関連会社で開発されたいることも紹介されました。

 小島さんは「線路の渡りはヘルパーさん1人の介助ではできません。ぜひエレベーター設置を」と話していました。本島さんは「肢体障害のある12歳の男の子がいますが、どうしても名鉄を使わなければならないときは、この駅が使いにくいので、エレベーターのある隣の本宿駅までいって利用しています」と語っていました。

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