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命・暮らし守る予算に 野党合同街頭宣伝〝9条改憲ノー〟

 名古屋市中区栄で28日、9条改憲に反対し、平和・いのち・暮らし、人権を守ろうと野党合同街頭宣伝が行われました。

 市民・平和・宗教団体や労働組合、政党などで構成する「憲法と平和を守る愛知の会」が呼びかけ、日本共産党の本村伸子衆院議員、須山初美党県副委員長、社民党の平山良平県連副代表ら10人以上が参加しました。

 本村氏は、27日に衆院本会議で成立した2020年度予算に触れ「カジノや大企業減税、F35戦闘機を爆買いするなか、新型コロナウイルス感染症対策費用が一円も含まれていない欠陥予算」と厳しく批判し、「政府をしっかり追及し、抜本的な財政措置を求めていく」と話しました。

 須山氏は「政府が強行に成立させた新型インフルエンザ特措法は、私たち国民の権利を制限するもの。憲法がくらしにいきる政治をつくっていく」。平山氏は「消費税増税で国民から金を奪い、友達に配る政治をやめさせ、若者が未来に希望をもって生きていける社会にしよう」と話しました。

 愛知県平和委員会の高橋信理事長は「私は元教員です。公文書の改ざんは生徒の通知表や内申書を書きかえるような大問題。いんちき政治、決して許せない」と力強く訴えました。

(3月29日 しんぶん赤旗)