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希望持てる政治へ 参院選で党躍進訴え

参院選での共産党の躍進を訴える(左から)武田、すやま、井上、江上の各氏=18日、名古屋市中区

 日本共産党愛知県委員会は18日、名古屋市中区栄で参院選勝利めざし街頭演説会を開きました。井上さとし参院議員(比例予定候補)、武田良介参院議員、すやま初美参院選挙区予定候補、江上博之名古屋市議が「共産党の躍進へ大きな支援をお願いします」と訴えました。

 井上氏は消費税10%増税中止、安倍9条改憲の断念、原発ゼロ、沖縄の米軍新基地建設を許さない、差別や分断をなくすなど参院選の争点や党の政策について述べ、「暮らしに希望のもてる政治を実現する」と支持を訴えました。

 武田氏は「参院選は日本の命運のかかる選挙。井上候補をはじめ比例7人以上、愛知選挙区で21年ぶりの党議席獲得で安倍政治を終わらせよう」と呼びかけました。

 すやま氏は長時間労働やハラスメントで悩む若者の実態を報告し、「差別をなくし、誰もが自分らしく生きられる社会をつくる」と強調しました。

 江上氏は「参院選は安倍政治を変える絶好の機会。増税や改憲を狙う安倍政権に審判を」と述べました。

 熱心に訴えを聞いていた三好隆景さん(62)は「安倍政権は消費税10%増税、9条改憲、沖縄の辺野古新基地建設など国民の声を無視して強行しようとしている。腹立たしい。参院選で共産党が勝って民意無視の安倍首相を痛い目にあせてほしい」と話しました。

(5月19日 しんぶん赤旗)