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親と子の平和のつどい 東郷町

おとなも子どもも笑顔で手遊びなどを楽しみます=2日、東郷町

 愛知県東郷町で2日、東郷9条の会が「親と子の平和のつどい」を開催しました。家族連れなど60人が参加し、小さな子どもから高齢者まで楽しみました。今年で11回目。

 地元の介護施設や保育園で歌や落語などのボランティア活動をしている石川宏子さんが出演し、手遊びや歌などを披露しました。沖縄県の小学1年男子児童が書いた詩の絵本「へいわってすてきだね」の朗読や「さとうきび畑」を披露し、「さんぽ」や「手のひらを太陽に」などを子どもやおとなと一緒にうたいました。名前の長い男の子が登場する落語「寿限無」では、名前を何度も早口で呼ぶ様子に会場が笑いにつつまれました。

 代表世話人の猿田正機氏があいさつし、「安倍首相は9条改憲を押し出し、総裁選に臨んでいる。日本を戦時中に逆戻りさせてはいけない。3000万人署名を広げて改憲を阻止し、子どもたちに平和な時代を残していこう」と話しました。

 子ども3人と家族で参加した篠原里咲さん(31)は「戦争したくないし、子どもたちがどんな形でも戦争に巻き込まれるのは絶対にイヤ。平和な日本であってほしい」と語りました。

(9月5日 しんぶん赤旗)