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折り鶴掲げ名古屋行進 1900人参加「核兵器禁止条約批准を」

反核・平和を訴え行進する被爆者ら=10日、名古屋市中区

 国民平和大行進(東京―広島コース)が10日、名古屋市に入り、集中行進とピースアクションをおこないました。1900人が市内14カ所から、中区の若宮広場まで行進しました。

 ピースアクションで、平和行進連絡会の共同代表、沢田昭二氏(県原水協理事長)が主催者あいさつで「昨年7月に核兵器禁止条約が採択され、条約発効に向け各国議会で批准が進んでいる。ヒバクシャ国際署名を推し進め、不参加の日本政府を動かそう」と訴えました。

 原爆症認定を求めたノーモア・ヒバクシャ愛知訴訟原告の高井ツタヱさんが名古屋高裁の勝利判決を報告。全国通し行進者の南友佳子さん、国際青年リレー行進参加のベン・ハシムさんらが決意を語りました。日本共産党の、本村伸子衆院議員、すやま初美参院愛知選挙区予定候補らも参加しました。

 ピースアクション後、参加者は「核兵器なくそう」と書いたボードを掲げ、繁華街を行進し、「核兵器廃絶」をアピールしました。

(6月12日 しんぶん赤旗)