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選挙区予定候補駆ける すやま初美予定候補 愛知選挙区(改選数4)

須山・はつみ 1978年生まれ。浜松市出身。愛知産業大学産業デザイン学科卒。党愛知県委員会常任委員・若者雇用対策部長。

 「消費税に頼らず、明日に希望がもてる社会を、ご一緒につくりましょう」。愛知県内を駆け回り、安倍政権にかわる新しい政治、「くらしに希望を」と訴えています。

■ 共産党頑張って

 どこでも、「安倍政権を終わらせてほしい」の声が聞こえます。名古屋市の高齢女性は「生活が大変で病気になっても医者にもいけない。消費税あげられたら、どうやって暮らすのか」と怒ります。岡崎市の女性は「国会質問をテレビで見るのが好き。ちゃんと見ている国民もいる。共産党に頑張ってほしい」と期待を寄せます。

 愛知選挙区は2度目の挑戦です。名古屋駅前の青年トーク集会で、青年から「国会に行ったらどんなことをしてくれるのか」と聞かれ、「真っ先にブラック企業をなくします」と即答。かつて広告デザイナーとして、若い仲間が体や心を壊し、会社を去る現実を目の当たりにしました。そんな時、労働者の使い捨てを厳しく追及する志位和夫委員長の国会質問に涙が止まりませんでした。人や環境を犠牲にせず、経済や社会の成長もあきらめず、一歩一歩「人間らしく働ける」社会をつくっていくという共産党員としての生き方を選んだ原点です。

 それだけに、「8時間働けば普通にくらせる社会」「くらしを支える社会保障」「お金の心配なく学び、子育てできる社会」の実現へ懸命です。

■ 尊厳守る社会に

 「消費税に頼らない別の道」を語る、すやまさんに、刈谷市の女性(78)が「政治は人の心をつかむのが大切。ぜひ頑張って」と期待します。

 「誰もが尊厳をもって自分らしく生きられる社会を」―。名古屋市の地下鉄伏見駅前で16日夕、仕事帰りの労働者に訴えました。党地方議員らと3月に立ち上げた「ハラスメント撲滅プロジェクト」の街角相談です。

 「日本はハラスメント後進国。禁止する法律をつくり、一人で抱え込むしかない現状を変えていきましょう」とよびかけ。いつも以上にリーフレットが受け取られます。派遣社員の女性から深刻な相談も寄せられました。

 航空自衛隊小牧基地の周辺住民から、F35戦闘機の整備拠点化に不安の声が寄せられます。「愛知の空の安全を守り、税金の無駄遣いを許さないという声を日本共産党へ」と力を込める、すやまさん。「欠陥だらけの100億円以上もするF35を爆買いするなら、保育所や特養ホームをつくってほしい」。寄せられる声も切実です。

 参院比例で共産党を大きくのばし、その力で今度こそ国会に駆けあがる決意です。

(5月31日 しんぶん赤旗)