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アベ政治に言いたい! 市民と野党がスピーチ「命大事にしない政権ノー」

「安倍はやめろ」とコールする人たち=7月30日、愛知県春日井市

 愛知県春日井市、小牧市、犬山市の市民でつくる「平和・いのち。くらしのために野党をつなぐ市民アクション@愛知6区」は30日、春日井市のJR勝川駅前で「納得いかないアベ政治 ひとこと言いたい! みんなの演説会」をおこないました。市民と野党代表ら60人以上が参加しました。

 代表世話人の宮田陸奥男弁護士が、「声を大にして安倍政治にノーをつきつけよう」とあいさつ。アクション呼びかけ人で3人の子どもを育てる瀬川あすかさんは、西日本豪雨の対応や教室へのエアコン設置の問題など「人の命を大事にしない」安倍政治への怒りを表明。「身近な願いから行動し、早く安倍政権を終わらせましょう」と訴えました。

 若者、年金者、戦没者遺族、元教員などが次つぎマイクを握り、「軍事費よりも福祉・教育に予算を」「年金引き下げ絶対にやめよ」「3000万署名を広げ9条守ろう」などとスピーチしました。

 野党からは日本共産党のすやま初美参院愛知選挙区予定候補、国民民主党の森本和義・愛知6区総支部長、緑の党東海本部の尾形慶子代表と丹羽淳さん、社民党愛知県連の林秀治常任幹事らが訴え。立憲民主党の近藤昭一衆院議員からメッセージが寄せられました。

 すやま予定候補は、LGBT(性的少数者)は生産性がないなどと攻撃した自民党の杉田水脈衆院議員の辞職を要求。「どんな人も生まれてから生涯を閉じる瞬間まで、その人らしい生き方が保障される社会をつくりたい。個人の尊厳を踏みにじる安倍政権を終わらせ、野党と市民の共闘で新しい政治をつくろう」と呼びかけました。

 最後に参加者がそろって「安倍はやめろ」などとコールしました。

(8月1日 しんぶん赤旗)