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得票伸ばし現有守る 東海市議選 新人含む2氏喜び

 25日に投開票された愛知県東海市議選で、日本共産党は坂ゆかり候補(52)=現=が11位、勇退する辻井タカ子市議の後継の近藤美保子候補(60)=新=が17位でそろって当選し複数議席を確保しました。両候補の合計得票2952票(得票率7・57%)は前回から142票、得票率0・38%伸ばし、昨年の衆院比例票(2909票)を上回りました。

 選挙戦は定数22に有力24候補による少数激戦になりました。両候補は、安倍政権の暴走ノーの審判、大型開発優先から暮らし優先への市政への転換、豊かな財政を暮らし応援へと訴え共感を広げました。

 結果が判明した25日深夜、事務所は喜びに沸き返り、支援者が候補者と握手し「良かったね。公約を実現してください」と激励しました。

 再選を果たした坂さんは「市民要求の先頭に立って、全ての学校のトイレ洋式化、鉄鋼企業による降下ばいじん対策強化など公約実現に全力をあげます」と語りました。近藤さんは「看護師の経験を生かし、子育て、介護施策の充実にがんばります」と抱負を語りました。

(3月27日 しんぶん赤旗)