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改ざん内閣さようなら 市民と野党 各地で街頭宣伝

 「森友学園」公文書改ざん後、最初の週末。北海道から九州まで、各地で市民団体や野党、「初めて路上で訴える」市民らが、森友学園の徹底追及と安倍内閣総辞職を訴える行動を繰り広げました。

 愛知県内でも市民が連日声をあげています。16日夜は、名古屋駅前での緊急市民街宣に約100人が参加。プラカードを掲げて「ほんとのこと言え」「安倍はやめろ」とコールしました。

 若者、ママ、弁護士などが次つぎにスピーチ。街宣を呼びかけた市民団体「ANTIFA758」のコロさん(32)は、「森友学園の公文書改ざんで議論の土台が覆された。ほかの公文書も偽造されているかもしれない。安倍政権を応援している人も怒らないとだめです」と語りました。市民連合みえの岡歩美さん(27)は文科省が名古屋市立中学校に圧力をかけた問題にも触れ、「権力を恣意的に乱用して、行政をも教育をも私物化する。安倍内閣の5年で国のあり方はめちゃくちゃにされた。もう終わりにしましょう。いま辞めろと言わなくていつ言うんですか。あなたの声を聞かせてください」と訴えました。

 日本共産党の本村伸子衆院議員とすやま初美参院愛知選挙区予定候補、立憲民主党の近藤昭一衆院議員もスピーチ。安倍政権退陣へ野党共闘でがんばりぬく決意を述べました。

 足をとめた愛知県半田市の会社員の男性(50)は、「官僚が個人で公文書改ざんするなんてありえない。内閣総辞職が当然ですよ」と語りました。

(3月18日 しんぶん赤旗)