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ドクター・ナースウェーブ 憲法いかして医療・介護を守ろう

 愛知医労連、愛知社保協は11日、名古屋市中区で医師、看護師、介護職員などの大幅増員と労働条件改善、社会保障制度の拡充を求める「ドクター・ナース・介護ウエーブ」に取り組みました。

 「憲法をいかして医療・介護を守ろう」と書いた横断幕やノボリを掲げ、白衣やユニホームを着た医療、福祉、介護労働者20人がビラを配りました。

 小松民子・県社保協事務局長、林信悟・県医労連書記らがマイクを持ち、「医療や介護の現場は慢性的な人手不足。病院の16時間を超える長時間夜勤や介護施設の1人夜勤が常態化している。労働者だけでなく、患者・利用者の安全や尊厳が脅かされる」、「アジア・太平洋戦争で多くの医師・看護婦(師)が従軍して戦場に散った。憲法を守ってこそ国民の命が守れる」と、安全・安心の医療・介護の実現を求める国会請願署名と3000万人署名の協力を呼びかけました。

 署名した買い物帰りの女性は「友人が働く介護施設は人手不足で新規入所を制限している。処遇を改善してほしい」と話しました。

 1時間で2種の署名に168人が応じました。

(3月14日 しんぶん赤旗)