ニュース

メディアの在り方考える 望月・東京新聞記者が講演

 名古屋東部革新の会(名古屋東部革新懇)は20日、名古屋市千種区で、東京新聞社会部の望月衣塑子記者を招いた講演会と2018年総会を開きました。用意した資料が不足するほどの、会場いっぱいの300人が参加しました。

 会代表世話人の伊藤勤也弁護士は「今年は安倍首相が国会で改憲発議を狙う正念場の年。安倍首相の目論見を砕くため、3000万署名を成功させよう」と訴えました。

 望月記者は「何故、菅官房長官の会見に臨むのか~安倍政権とメディアの在り方」をテーマに講演。東京新聞でも森友問題を追うべきだと直訴したエピソードや、官房長官会見で森友・加計学園問題を粘り強く追及した様子を報告。「権力者が報じられたくないものを報じる。読者が知りたい真実を報じる。ジャーナリストとして、この姿勢を持ち続けたい」と語り、参加者は大きな拍手を送りました。

 総会で黒田二郎事務局長が「会として千種・名東区で7万3千人分を集める」などの今年度方針を提案。全会一致で確認しました。

 千種区の男性は「学区の会を立ち上げた。スーパーや高校前で3000万署名に取り組んでいる」、新婦人名東支部の女性は「班ごとに憲法を守るため、憲法学習会や署名に取り組んでいる」の発言がありました。

(1月23日 しんぶん赤旗)