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市民の声を市政に 党名古屋市議団が懇談会

 日本共産党名古屋市議団は13日、市民の声を議会や地域に生かそうと市政懇談会を名古屋市緑区で開催しました。市民ら32人が参加し、党議員団と意見交換しました。

 田口一登団長はあいさつで、市政懇談会を市の中心部だけでなく、地域でも開催してほしいという声が多くあったと述べ、「地域での開催は他区選出議員と話せる新鮮な場。みなさんの声を市政に生かしていきたい」と話しました。

 市民から次々に意見や質問があり、自治会長の女性は「踏切内の歩道が片方しかない。歩行者も多く、狭くて危険な状況。なんとか拡幅できないか」。緑区選出のさはしあこ議員は、「まず現場を確認したい。問題があれば、住民と一緒に解決していきたい」と話しました。

 「市政懇談会の開催を商業新聞なども利用して、市民に広く知らせるべきだ」、「災害避難所になっている小学校体育館など施設を点検してほしい」、「公園が少なく、子どもが遊べない。公園をもっと増やしてほしい」、「商業施設で自衛隊が宣伝している。やめさせて」などの要望が出されました。

 11月議会(12日閉会)の報告では、高橋ゆうすけ議員が入学準備金の前倒し支給を求めて質問したことを紹介。新中学1年生への入学準備金前倒し支給が可決され、1億700万円余りの補正予算が決まったと述べました。江上博之、くれまつ順子、さいとう愛子、藤井ひろき各市議も報告しました。

(12月15日 しんぶん赤旗)