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東海1議席を確保 本村氏 憲法破壊阻止へ

 大激戦の比例東海ブロック(定数21)では、本村伸子氏の議席を確保しました。22日夜、当選確実の報をうけた本村氏は、名古屋市の事務所に駆け付けた市民や青年、支援者らを前に決意を語りました。

 本村氏は、あたたかい拍手に迎えられ花束を受け取りました。「選挙直前に逆流が持ち込まれた難しい選挙のもと、奮闘してくださった党員、後援会、市民連合など多くのみなさんに心から感謝します」と表明。「新しい国会に出て新しい信頼関係を築き、市民+野党の本気の共闘で安倍政権退陣へ追い込む。もっと太い流れをつくっていきたい。選挙でお約束した平和憲法壊す動きを絶対阻止し歴史的使命果たすために全身全霊かけてがんばりぬきたい」と力強く訴えました。

 比例候補として奮闘した大野宙光氏は、愛知1区で候補をとり下げ、立憲民主党の野党統一候補を支援する初めての選挙をたたかった経験を紹介。「これまでにない多くの人から応援をいただいた。未来につながる選挙になったと確信しています。力合わせて草の根から新しい政治つくりたい」と語りました。

 岩中正巳・東海ブロック責任者は、「逆流のもとでも共闘を貫く努力をし、新しい市民と野党の共闘ができあがった。共闘はまだ第一歩ですが、本気の共闘を進めたところは自民党を追い詰めた」と指摘。「今回の結果をふまえ次の選挙で市民と野党の共闘をいっそう大きな流れに発展させ、自民党政治を終わらせて国民が主人公の政治に転換していきたい」と述べました。

 「市民と野党の共闘」「比例は共産党」と街頭で何度も訴えた市民連合@愛知の玉置文弥さんは本村氏らとしっかりと握手しました。「政党の人間ではないが、市民と野党の共闘を諦めずにぶれずに追求した共産党を心の底から応援したいと思った」と表明。訴えが響く手ごたえも感じた。一人の市民として日常から政治を語り、市民と野党の共闘で諦めずに行動を続けていく」と話しました。

(10月24日 しんぶん赤旗)