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宝の議席守り抜こう 小池晃書記局長が愛知で訴え

 総選挙投票日まで3日となった19日、日本共産党の小池晃書記局長は愛知、静岡を駆け抜け、1票を争う大激戦・大接戦の比例東海(定数21)で市民と野党の共闘を進めてきた共産党への支持を広げに広げ、もとむら伸子、しまづ幸広両候補の宝の議席を守り抜き、さらに議席を増やしてほしいと力いっぱい訴えました。

 小雨が降る名古屋駅前で「比例は共産党」のステッカーを掲げた小池氏。「安倍政権の支持率は日を追うごとに下がり続けている。3日あれば大きな変化をつくれる」と強調すると、その場で「共産党に入れないとあかんよ」と知人に電話する女性の姿も。

 市民連合@愛知の玉置文弥さんが応援演説に立ち、「比例は共産党」と訴えると、もとむら候補は「『比例は共産党』と、党外の方がこんなに必死に訴えてくれる選挙はなかった。最後まで頑張り抜き、戦争する国づくりを食い止めよう」と呼びかけました。

 大野ひろみつ比例候補は「小選挙区で立候補を取り下げ、立憲民主党の候補を応援している。共闘進める共産党の躍進を」と訴え、小選挙区候補6人が決意を表明しました。

 「共産党が伸びると国会が変わり、政府が動き、野党共闘が進むんです」。こう力説した小池氏は、前回総選挙で21議席に躍進したことで▽予算委員会で質問時間が以前の2倍に増え、全常任委員会に党議員が加わりあらゆる問題の論戦が可能になった▽議案提案権を得てブラック企業規制法案を提出し、政府にブラック企業名を公表させた▽野党第2党となって存在感が増し、野党共闘を実現してきた―ことを取り上げ、総選挙で比例での躍進を果たす意義を熱く語りました。

 小池氏は、「戦争法の審議で、自衛隊小牧基地の空中給油機が米軍機に給油するのは憲法違反だと追及し、リニア問題も取り上げ続けてきた、もとむらさんの議席を守り抜き、さらに、原発ゼロの先頭にたってきた大野さんを必ず国会に」と訴えました。

(10月20日 しんぶん赤旗)