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「本気」で野党共闘を 革新・愛知の会がつどい

 
 「安倍政治を許さない!市民と野党の共闘を」―。平和・革新・民主の日本をめざす愛知の会(革新・愛知の会)は21日、市民連合の山口二郎・法政大学教授、市民連合みえ呼びかけ人の高山進・三重大学名誉教授を招き、名古屋市内でつどいを開き、各分野や地域で運動する250人が参加しました。

 代表世話人の田辺準也さん「『共謀罪』法案強行採決など安倍政治の暴走は止まらない。一日も早い退陣へ、学び、交流、運動を広げよう」と話しました。

 山口氏は「政治危機と私たちの選択~憲法と民主主義を守る大結集」と題して講演。暴走する安倍政権を批判し、次期総選挙で野党と市民が共闘することの大切さを強調。「憲法と民主主義の危機を乗り越えるために市民と野党の総結集へ力を合わせていこう」と呼びかけました。

 高山市は昨年の参院選での経験を紹介し、「市民と政党が双方向の関係性を築き、信頼関係が深まった。本気の共闘が伝わり勝利した。衆院選でも野党共闘を実現し、安倍政治を変えよう」と述べました。

 参加者から「1月に野党各党が参加し200人を超える参加者で集会を開いた。7月に市民と野党をつなぐ会の結成集会を開く」、「小牧基地問題を契機に市民アクションを立ち上げ、3月に野党各党が参加し『共謀罪』反対の市民集会を開いた」、「今月日に120人が参加し、会が発足した。私たちが仲立ちして野党の地方議員の連携を築き、総選挙での野党共闘へつなげたい」、「市民と政党の垣根が低くなったと感じる。6月4日に各野党の国会議員を招きシンポジウムを開く」など各地の取り組みが報告されました。

(5月24日 しんぶん赤旗)