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共謀罪強行許さない 中野比例予定候補訴え

 
 日本共産党の中野たけし衆院比例予定候補は18日夕、「共謀罪」法案の採決強行は許されないと、名古屋市緑区の名鉄有松駅前で宣伝しました。地元の党支部の人たち10人が、「共謀罪許さない」、「憲法九条の破壊は認めない」と書いたボードを掲げ、駅の乗降客に党の政策ビラを配布しました。

 中野予定候補は「共謀罪法案は、捜査機関の判断で一般人の会話やメールなどを監視するもの。国民の監視、管理強化、プライバシーが侵される。民主主義を破壊し、憲法違反の『共謀罪』法案は廃案しかない」と訴え、安倍晋三首相の憲法9条改憲発言について「二重の憲法違反であり、海外での武力行使を自由にできるようにするもの。絶対に改憲させてはならない」と強調しました。

 駅前の住宅から出てきて中野予定候補の訴えを聞いていた女性(84)は「戦争を体験した者として、戦前のように憲兵に監視され、自由にものが言えない社会にしてはならない」。「がんばって」と激励した女性(62)は「『森友』問題に続いて、『加計学園』でも安倍首相の関与疑惑が発覚した。『加計学園』でも安倍首相を厳しく追及し、安倍首相を退陣に追い込んでほしい」と話しました。
(5月20日 しんぶん赤旗)