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共謀罪・原発にノー 名古屋で栄総行動

 
 「みんなの要求、みんなで実現」を合言葉に名古屋市内で19日、第87回栄総行動が取り組まれました。名古屋市内の労働組合や市民団体、争議団から団体250人が参加しました。
 「一人では実現できない要求でも、みんなでいっしょにやれば実現できる」と1978年から続いている一日共闘の市民運動です。

 昼休みには3コースに分かれてデモ行進。集結集会が開かれる中区・栄ひろばをめざして「消費税増税反対」「憲法改悪反対」などコールし、沿道の公務員や会社員にアピールしました。
 あいさつにたった原卓郎実行委員長は、「労働組合と市民団体が共同して87回も続けてきた背景には、平和がある。いま安倍政権の『共謀罪』など、その平和が足元から揺らいでいる。私たちの要求をしっかり訴えて行こう」と呼びかけました。

 不当な賃金・昇給格差の是正を求める明治乳業争議団、社保庁解体による不当解雇撤回を求める争議団が支援を呼びかけ。実行委員会の鵜飼邦彦事務局長はリニア中央新幹線工事にかかわる環境と安全への対策について報告しました。
 参加者は、「8時間働けば暮らせる給料を」「安倍暴走政治を許すな」「原発廃炉」「共謀罪いらない」などをかかげた決議文を採択しました。

 出勤時に地下鉄駅前などでビラ配布、午前と午後には、名古屋市、愛知労働局、銀行、JR東海など14団体へ要請行動をしました。

(4月22日 しんぶん赤旗)