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島に党の風吹いた 総選挙躍進へ 中野比例予定候補訴え反響

 
 日本共産党の中野たけし衆院東海比例予定候補は12日、愛知県南知多町の篠島(しのじま)、日間賀島(ひまかじま)を初めて訪れ、総選挙勝利めざし、党の風を吹かせました。

 党県員の第3次キャラバンで、すやま初美参院愛知選挙区予定候補、内田たもつ南知多町議予定候補、党支部の人たちも参加。商店街や旅館、民家が密集している路地裏をくまなく歩き、ハンドマイクで訴えました。

 中野予定候補は、「共謀罪」法案の廃案に全力をあげると強調し、「市民と野党が力を合わせ、暴走を続ける安倍政権をストップさせよう。日本共産党の躍進で『利潤第一』という政治のゆがみを根本からただし、国民が主人公の新しい政治の扉を一緒に開こう」と訴えました。

 日間賀島では通りがかった男性が「共産党は国会でしっかり追及してくれ、ウソをつかないから好きだ」と握手を求めてきました。窓を開け演説を聞いていた女性は「年金が減らされ国保や介護料は高くなる。国民が安心して暮らせるよう社会保障を充実してほしい。共産党頑張って」と声をかけてきました。
 底引き網漁の宮地正祥さん(67)は、「大型開発優先で漁業権が奪われている。安倍政権は『地方創生』というが、離島などでは仕事もなく、食っていけんので若者は島を出て、漁師のなり手もない。国はもっと地場産業に力を入れてほしい」と述べました。

 篠島では漁師の夫婦が「昔は20、30人雇っていたけれど、今は2人で働いてなんとか生活できている。消費税があがれば資材や燃料費もあがり漁をしても赤字になる。弱い者いじめの消費税はやめてほしい」と話しました。

 すやま予定候補は、森友問題の徹底究明と「共謀罪」の廃案にむけて、「市民と野党」の共同の要となっている日本共産党を応援してほしいと力を込めました。

(4月15日 しんぶん赤旗)