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路上生活者の越冬支援 党愛知県委と本村議員激励

 
 日本共産党愛知県委員会は28日夜、路上生活者の越冬支援活動を激励するため、名古屋市中区の大津橋小園を訪れました。本村伸子衆院議員、須山初美県常任委員が同行し、愛知農民連や党員、支持者から託された支援物資(米80?、野菜、洗剤など)を会場に届けました。

 越冬活動は「ひとりの死者も出さない」をスローガンに、笹島日雇労働組合、笹島診療所やボランティア団体など16団体がつくる実行委員会が主催。官庁が閉まる28日夜から1月4日朝まで、炊き出し、生活・健康相談、安否確認の夜回りに取り組みます。

 突入集会で本村議員は、長年の自民党政治によって『自己責任論』がはびこっていると強調し、「個人の尊厳が大切にされる社会に一緒に変えていきましょう。野党共闘にも全力をつくします」とあいさつしました。
 会場には50人を超える路上生活者らが集まり、たき火で暖をとり、炊き出しで体を温めました。東岡牧実行委員長は「会場の指定は名古屋市が行うが、毎年場所が変わる。一人でも多くたどりつけるように支援していきたい」と話しました。

 金山駅周辺で生活する男性は「仕事に就きたくて面接してきたが、結果は来年。お金も家もないので、ここに来た。夜回りの人たちには本当に助けられている」と話しました。
 実行委員会は引き続き、支援物資を受け付けています。期間中電話番号は090(8188)6755。
(12月30日 しんぶん赤旗)