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「駆け付け警護」反対 岡崎で集会

 
 愛知県岡崎市の篭田公園・平和の碑前で19日、15日に閣議決定された「駆け付け警護」に反対し、南スーダンへの自衛隊派遣を許さないとして集会を開き、市民ら52人が参加しました。

 戦争立法阻止岡崎実行委員長の室穂高弁護士はあいさつに立ち、「PKO(国連平和維持活動)の中身が変質している。自衛隊の派遣は憲法違反であり、阻止しなければいけない」と訴えました。
 全国ネットママの会の天野光子さんは、「自衛隊は戦場で手当てする装備を持っておらず、ケガが死に繋がる。誰の子どもも殺させない世界のために、無関心の人をなくしていこう」と語りました。

 各野党に参加とメッセージを呼びかけ、日本共産党の鈴木雅子市議、新社会党の石川翼・安城市議、社民党岡崎支部長の徳田猛氏が参加し、連帯のあいさつをしました。日本共産党の木全昭子、新免悠香両市議も参加しました。

 参加した年金者組合の中村和正さん(67)は「憲法違反ははっきりしている。閣議決定は論外だ」。「軍事費から福祉に予算を」と話す女性(59)は、「危険な戦場に送りこむ派遣は、自衛隊員の人権問題です」と語りました。
(11月20日 しんぶん赤旗)