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空自高蔵寺分屯基地へ武器使用訓練の中止を申し入れ

 日本共産党尾張中部地区委員会と同春日井市委員会は9日、航空自衛隊高蔵寺分屯基地(愛知県春日井市)を訪れ、同基地で10日に実施する武器を使用した警備訓練中止を申し入れました。
 共産党の内田謙市議、須山初美県常任委員、地元住民ら7人が参加しました。

 同基地は市街地(高蔵寺ニュータウン)横にあり、基地内には航空自衛隊最大規模の弾薬を保管する弾薬庫(高蔵寺弾薬庫)があります。
 内田市議らは「春日井市議会は1971年3月、住宅地の中に弾薬庫はいらないと撤去決議をおこなった。空砲を使用した訓練は許されない」、「基地周辺には住宅が密集し、小学校や幼稚園もある。武器を使用した訓練で炸裂音を発生されることは静かな環境にそぐわない」と訓練中止を強く求めました。

 応対した担当官は「空砲を使った警備訓練は初めてだ。上層部の計画、指示にもとづき実施する」と説明。10日に空砲を使った初めての警備訓練が行われました。
(11月12日 しんぶん赤旗)