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市民の暮らし応援 豊橋市長選 くしだ候補第一声

 
 愛知県豊橋市長選が6日告示(13日投票)され、くしだ真吾氏(40)=無所属新、日本共産党推薦=が第一声をあげました。宮本岳志衆院議員、下奥奈歩県議、斎藤啓、鈴木みさ子、中西光江の3市議らが応援に駆けつけました。

 くしだ候補は、現市政は市民の声に向き合わず、大企業や国に追随していると述べ、「TPP(環太平洋連携協定)は、主要産業である農業への影響が大きく、批准を阻止しなければいけない。大企業応援の市政から、市民の暮らし、命、平和を守る市政に転換していきたい」と話しました。くしだ候補は▽18歳までの医療費完全無料化▽国保税1人1万の引き下げと介護保険料の引き下げ▽市独自の給付型奨学金の創設▽ユニチカ跡地問題の全容を明らかにする―などの公約を述べました。

 宮本議員は、4日の衆議院特別委員会でのTPP強行採決をあげ、「担当大臣の相次ぐ暴言があり、議論もないまま強行された。新潟県など政治が大きく動くなかで、安倍政権の暴走から市民を守るためには、市政を根本的に変えなければいけない」と訴えました。

 市長選は、現職の佐原光一氏(62)=無所属、自民・公明党推薦=との争いです。
(11月8日 しんぶん赤旗)