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愛知の福祉・保育労働者 食べた語った 沖縄基地

 
 「沖縄県民の声を無視する安倍政権は許せない」―。愛知県内の福祉・保育職場で働く有志で結成された「Let’s Do Together」(LDT=一緒にやろうぜ)が1日に名古屋市内で「沖縄カフェ」を開催。25人の若者から怒りの声があがりました。

 「沖縄について語ろう」と沖縄県伊江島出身の小山初子・命どぅ宝あいち代表世話人を招き、サーターアンダーギー(沖縄の揚げ菓子)を食べながら懇談しました。
 小山さんはスライドを使い、高江のヘリパッドや辺野古の米軍基地建設反対運動を紹介し、「参院選で基地建設ノーの県民の意思が示された。県民の声を無視する安倍政権の暴走を止めよう」と訴えました。

 懇談で保育士の女性(28)は「騒音や米軍犯罪などに苦しむ沖縄の実態を初めて知った。基地反対の署名や募金などに取り組みたい」。介護施設職員の男性(31)は「NHKなどマスコミは『辺野古の新基地は必要』と政府の方針ばっかり報道。街頭宣伝で『基地はいらない』と訴えたい」と話しました。
 沖縄県の辺野古支援や福島県へ被災地ボランティアに参加した女性(29)は「沖縄と福島、内容は違うが安倍政権の住民無視の姿勢は同じ。次の総選挙では市民や野党が共同して安倍政権を負かしたい。LDTも一翼を担ってがんばりたい」と語りました。

 フィーナーレは沖縄県民への連帯の思いを込め、参加者全員で「島人ぬ宝」を合唱しました。
(11月4日 しんぶん赤旗)