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若者「憲法改悪ノー」自民県連前でコール

 
 「選挙が終わったら改憲を言い出す安倍首相は許せない」。名古屋市中区の自民党愛知県連前で19日、若者の声が響きました。安保法廃止と安倍首相の暴走に反対するため愛知県の若者で結成した「ストップ・イット・アベ名古屋アクション」の緊急街宣です。

 自民党県連がある昼休みの官庁街、若者が「安倍は辞めろ」と記した横断幕を掲げながら「憲法改悪ぜったい反対」「憲法守らぬ総理いらない」などと元気にコールしました。
 同級生や後輩に自衛隊員がいるという野澤康幸さん(28)は、選挙中に首相は改憲のことを一言も言わなかったのに、選挙が終わった途端言いだしたのは許せないとマイクを握りました。自衛隊員が災害救助で頑張っている姿を述べながら「海外派兵で彼らの命を危険にさらすのはやめてほしい」と訴えました。
 航空自衛隊小牧基地(小牧市)の隣町の30歳男性は、空中給油機やオスプレイが同基地に飛来していることについて、戦争する国づくりが急ピッチで進められている表れだとのべ、他国を攻めるための基地機能強化はただちに中止をと強調しました。

 医学部6年生の女性は、何か行動したくてツイッターを見て初めて参加。命を守るのが医師の仕事だとし、命を奪う戦争する国づくりをすすめる安倍首相に異議を唱えました。
(7月20日 しんぶん赤旗)