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戦争法廃止 党派を超え

 
 愛知県豊明市の前後駅前広場で23日、「戦争はいやだ!豊明市民集会」が開かれ、60人の市民が参加しました。超党派の市民らでつくる戦争はいやだ!豊明市民の会の主催。昨年から毎月、集会を開き今回で8回目です。

 参加者が自由に名乗り出て訴えます。毎回参加している男性(72)は「戦争中は大本営発表で国民は何も知らされなかった。秘密保護法、自民党幹部の放送停止発言など国民の知る権利、報道の自由が脅かされつつある。今、『知る権利を守れ』と声を上げなければ後悔することになる」。鹿児島県出身の男性は「熊本地震の発生で故郷にある川内原発が心配。国や原子力規制委員会は安全のため一刻の早く運転を停止すべきだ」と強調しました。
 歌声サークルの3人は「戦争を知らない子どもたち」を合唱し「子や孫に平和憲法を引き継ぎたい」「誰の子どもも殺し、殺させない」とリレートークしました。

 日本共産党の本村伸子衆院議員、郷右近修市議、無所属の早川直彦市議が駆けつけ、戦争法廃止への決意を述べました。
 集会後、参加者は「戦法廃止」「憲法守れ」と書いたボードを掲げ、駅利用者にアピールしました。
(4月26日 しんぶん赤旗)