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勝利へ全力 扶桑町議選

 
 愛知県扶桑(ふそう)町議選が19日告示、24日投票で行われます。日本共産党は現職の小林あきら(73)、?木よしみち(66)両氏が議案提案権をもつ現有2議席確保をめざします。

 党町議団が実施した町民アンケートでは、くらしが「苦しくなった」が63%で、「年金が減った」「税金など負担増」の声は切実です。戦争法は「憲法違反であり廃止」71%、消費税10%増税は「反対」88%と、安倍自公政権への怒りが沸き起こっています。
 子どもの貧困も深刻。党町議団の追及で、ようやく町当局も動き出し「子どもの貧困率は16・3%」と認めました。党が提案した「児童館の早期建設」はアンケートで83%の賛同を得ています。

 13期目をめざす小林氏は町議会副議長をつとめた町政のベテラン。「小林さんいてこその扶桑町議会だ。いなくなってもらっては困る」話す町民も。
 3期目をめざす?木氏は、3期目を目指します。町議会で集団的自衛権行使容認や安保法制に反対する意見書の草案を作成、全会一致の可決に力を尽くしました。

 日本共産党は▽コミュニティ巡回バスの実施▽就学援助の拡充▽介護支援体制の充実―などを訴え、党派を超えた支援を呼びかけています。
 選挙戦は定数16に有力20人が立候補を予定する多数激戦の様相です。参院選の前哨戦と位置付け、自民党の麻生太郎副総理が乗り込み、檄を飛ばすなど自民党系会派も必死の構えです。
(4月13日 しんぶん赤旗)