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すやま予定候補訴えに期待 参院選挙区議席めざす

 
 改選数が3から4に増えた参院愛知選挙区で、18年ぶりの党議席獲得をめざす、すやま初美予定候補は13日、一宮市の尾西地域を駆け巡り、比例を軸にたたかい、選挙区でも議席を勝ち取る決意をのべ、「安倍暴走政治ストップ、参院選躍進を」と訴えました。党市議や党員20人が戦争法廃止の2000万署名宣伝を元気に繰り広げました。

 すやま予定候補は、戦争法、消費税10%増税、原発再稼働をすすめる安倍自公政権を厳しく批判。国民の運動が5野党合意につながったと指摘し「改憲勢力を少数派に追い込むため、参院選で野党結集の原動力となった日本共産党を伸ばして下さい」と訴えました。
 江端住宅では、「保育園落ちた日本死ね」のブログで話題になっている保育所の待機児問題について、安倍首相や自民党の対応を批判し、日本共産党の子育て支援施策を紹介しました。
 訴えを聞いていた女性(32)は「私の子どもは保育園に入れたが、ブログを書いた母親の気持ちはよくわかる。『1億総活躍社会』と言うが支援制度は全くない。保育料引き下げなどやってほしい」と言いました。
 ホームセンター前では「消費税増税は社会保障のためといいますが真っ赤なウソ。安倍政権は医療費の窓口負担や介護利用料引き上げ、年金支給額低き下げなど社会保障費抑制をしようしている」と訴え。買い物客から「そうだ。増税やめろ」「共産党がんばれ」と次々と激励の声がかかりました。
すやま予定候補の訴えを初めて聞いた女性(68)は「年金だけで1人で暮らしています。弱い者の気持ちを代わるに言ってくれる、いい候補者ですね。ぜひ国会に送りたいです」と話しました。
 党員らが周辺の住宅を訪れ、2000万署名をよびかけると、100人分の署名が集まりました。

 党尾西南支部の支部長は「六十数軒で半数の32人が署名した。公明党支持者が多い住宅でも、昨年は1人分しか署名が集まらなかったのが、今回は10人以上が署名した。戦争法廃止の声は広がっている」と話しました。
(3月16日 しんぶん赤旗)