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受験生「選挙行く」次つぎ 日福大で激励宣伝

 
 民青同盟愛知県委員会は、日本福祉大学(美浜町)の入学試験が行われた3~5日、最寄り駅の名鉄知多奥田駅前で受験生を励ます宣伝を行い、18歳選挙権を前にした受験生の政治への関心の高さが浮き彫りになりました。

 戦争法廃止の2000万署名や「18歳選挙権 投票に行く?行かない?」などのシール投票に取り組み、受験生と積極的に対話しました。投票には、30人以上が「行く」と答え、「まだ支持政党は決めてないけど、投票には必ず行きたい」「若者向けの政策をもっと作ってほしい。友達も誘って若者の投票率をあげたい」と話しました。「行かない」と答えた人はいませんでした。
 受験生の悩みや不安などの相談にも乗りました。「人見知りがひどくて、進学しても友達ができるか心配」という女子受験生には、「こうやって話すことができているから、心配しないで大丈夫だよ」と激励しました。
 高学費で進学先に悩んでいる男子受験生は、「お金がないのは家の事情だ」と語っていたので、欧米の学費に比べて異常に高く、奨学金も充実していないことを説明。「親にも迷惑かけたくない。これだけ安かったら安心できるのに」と話しました。

 「被災地ボランティアに参加したい」「安倍政権はおかしい。デモに参加して戦争反対と叫びたい」と話した受験生4人が民青に加盟しました。
 古川大暁県委員長は「政治への関心が高い受験生が多かった。新入生の関心にかみ合う歓迎会を企画していきたい」と話しています。
(2月6日 しんぶん赤旗)