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国民連合政府どう実現? すやま参院予定候補を囲み集い

世論広がり、県内でも変化が

 
 来年夏の参院選で愛知選挙区(改選数4)に挑戦する日本共産党の、すやま初美氏は7日に一宮市、8日に犬山市で開かれた日本共産党の集いに参加し、「戦争法廃止の国民連合政府」実現への展望を語りました。

 一宮市浅井町では支部主催の市政国政報告会が行われ30人超が参加。
 すやま予定候補は、国民連合政府の提案を持って経営者団体など幅広い人たちと懇談してきたことを紹介。「ママの会との懇談では、戦争法が強行されたとき、ちょっと絶望したけれども共産党の野党共闘の言葉にときめいたと発言があり、提案を100%支持し他党にもプッシュしたいと励まされた」と語りました。

 宮城県議選で共産党が8議席に倍増したことに触れ、「愛知でも安倍政権への怒りは根深いものがある」とし、安保法が必要だと思っている県内の経営者団体からも立憲主義否定の安倍政治への危機感が出されていることを紹介しました。

 参加者の女性から国民連合政府にたいし疑問が寄せられました。「戦争法廃止2000万署名には快く応じてくもらったけど、『本当に野党は一緒にできるのか』と聞かれ、『難しい問題ですね』としか答えられなかった」

 すやま氏は、共産党との協力はあり得ないと発言していた県内の国会議員が有権者の声に押され「選挙協力なら」と変化しているとのべ、「本気で安倍政権を倒してほしいと世論が盛り上がることにもかかっています」と強調しました。

 尾関宗夫市議は「本村伸子衆院議員は新人なのに戦争法の質問で政府を答弁不能に追い込むほどの活躍をしています。共産党議員が増えれば増えるほどみなさんの声が政治届くので、参院愛知選挙区で、すやまさん当選のために力を貸してください」と訴えました。

(11月11日 「しんぶん赤旗」東海・北陸信越のページより)