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「国民連合政府」いいね 県保険医協会と懇談

原発、TPPでも共感広がる

 
 日本共産党愛知県委員会は10月29日、「戦争法廃止の国民連合政府」について、愛知県保険医協会の荻野高敏理事長ら8人と名古屋市中区で懇談しました。

 党からはすやま初美選挙区予定候補、石山淳一書記長、柳沢けさ美常任委員が参加しました。石山氏が「国民連合政府」の提案について「民主主義、立憲主義がないがしろにされ、法治国家の土台が破壊されようとしています。戦争法廃止、立憲主義を取り戻す一点で、政党、団体、個人が共同して、国民連合政府を実現したいと思います。ぜひ力を貸してください」と説明。すやま氏は「さまざまな団体を訪問していますが、安倍政権のやり方は憲法違反だという点では一致できます。本気で実現したいと思いますので、ご意見を聞かせてください。」と述べました。

 荻野理事長は、「国会で社会保障と平和を守る勢力が多数を占めてほしいと保険医は共通して思っています。その思いは共産党と共有うできるものです。」と指摘。「社会保障だけでなく、原発やTPPでも大本から矛盾がでています。その大本から訴えていけば必ず共感が広がると思います。」と語りました。参加した役員から「安倍政権の憲法を守らない姿勢は大きな問題。非常にいい提案だと思う」「すやま候補にはぜひ国会に行ってもらいたい」と声がありました。

 同協会は、医科開業医の約8割、歯科開業医の約7割の約9000人が加入する団体。9月19日に荻野高敏理事長名義で「安全保障関連法案の参院本会議での強行成立に抗議する」声明文を発表し政府に送付しています。

(11月3日 「しんぶん赤旗」東海・北陸信越のページより)