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戦争法案「危険性あきらか」 岡崎で宣伝集会

 
 「戦争法案いらない」「憲法守れ」―。愛知県岡崎市で7日夕、名鉄東岡崎駅前にラップ調の戦争法案反対の声が響き渡りました。

 同市内の労働組合、女性や業者、平和団体などでつくる実行委員会が呼びかけた宣伝集会に100人を超える市民が参加。各党にも呼びかけ、日本共産党の井上哲士参院議員、木全昭子、鈴木雅子の両岡崎市議、社民党県連の平山良平副代表が参加しました。

 実行委員会を代表して室(むろ)穂高弁護士は「戦争法案は憲法に照らして全く道理のない法案。廃案まで声を上げ続けよう」と訴えました。

 井上議員は参院安保委会の追及で、クラスター爆弾や劣化ウラン弾など非人道的兵器の輸送も可能と防衛相が認めた」と述べ、「違憲性、危険性は明らか。戦争法案阻止に全力をあげる」と強調しました。

 井上議員の訴えに「そうだ」と賛同の声をあげていた女性(69)は「広島の平和記念式典で安倍晋三首相が非核三原則に触れなかったのは、被爆国の首相として問題。戦争法案が成立したら『米軍の核兵器も輸送する』など怖いことになる」。ビラを熱心に読んでいた男性(54)は「憲法を守るのに保守も革新もない。みんなが一緒になって反対運動することが大事」と話しました。

(8月9日)