ニュース

平和を子らのために

 
 憲法破壊の戦争法案を政府・与党が強行採決を狙うなか、愛知県内で11、12両日、戦争法案の廃案・撤回を求める行動が繰り広げられました。

 名古屋市千種区の東山動物園前では11、12両日、午前10時から午後5時までのロングラン宣伝。名東九条の会と千種区九条の会の共同の取り組みです。2日間でのべ100人を超える人が参加しました。

 参加者がマイクを持ち「戦争中、全国の動物園でゾウやライオンなど動物が処分された。二度と戦争はしてはならない」と署名の協力を訴えました。

 5歳と3歳の子どもを連れた女性(32)は「こどもたちに東山動物園の『ぞうれしゃ』の話を聞かせたことがあります。子どもが泣いて聞いていました。子どもを悲しませる戦争はごめんです」と話し署名しました。

 名古屋市東区のナゴヤドーム前では11日、新日本スポーツ連盟・愛知県連盟の人たちが宣伝。野球観戦に訪れた人たちに「アジア・太平洋戦争で名古屋金鯱軍(中日ドラゴンズの前身)の7人をはじめ69人のプロ野球選手が戦死した。平和でこそスポーツが楽しめる。憲法違反の戦争法案は廃案に」と訴えました。

 江南市では11日、戦争法案に反対する尾北実行委員会の主催で2回目の集会とデモが開かれました。森ケイ子、東義喜、掛布まち子の各共産党市議が参加。石田芳弘元民主党衆院議員(元犬山市長)が連帯のあいさつをし、社民党市議からメッセージが寄せられました。前回を大きく上回る170人の参加者がデモ行進しました。

(7月14日)