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短冊に願い込めレッドアクション 愛知・岡崎 平和へのリレートーク

 

 愛知県岡崎市で7日、戦争法案廃案をめざす「女性のレッドアクション」が行われ、急な呼びかけにもかかわらず赤い服やスカーフなどを身につけた女性ら約50人が参加。レートークや署名、平和への思いを短冊に書いてササに飾りました。

 リレートークで女性たちが「70年前の7月、小学生の時に岡崎空襲にあった。市街地が焼け野原になった。戦争は二度としてはいけない」「終戦の翌年に生まれた。母は食糧難と栄養失調で母乳が出ず、私は虚弱で発育が遅れた。私のよう体験を孫たちに絶対にさせたくない。」と次々に訴えました。

 帰宅途中の高校生や会社員が足を止め、署名し、短冊に「世界中で戦争がなくなるよう願っています」「憲法9条を大切にしたい」などと書いていました。

 「子どもに平和な社会を残したい」と書いた女子高校生(17)は「子どもが好きで保育士をめざしています。かわいい子どもを戦争の犠牲にさせたくないです」。「お金もうけのための戦争はやめよ」と書いた男性(54)は「戦争が起きれば兵器を作る軍需産業が儲かる。国民は被害を受けるだけ」と話しました。

 日本共産党の木全昭子、鈴木雅子の両市議、八田ひろ子元参院議員が参加しました。

(7月10日)