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来年1月告示の愛知県知事選 小松予定候補が決意

 

来年1月15日告示(2月1日投票)される愛知県知事選で、小松たみこ知事予定候補(64)の勝利をめざす「愛知県革新県政の会」は15日、名古屋市内で決起集会を開き、会場の席が足りなくほどの600人を超える人が参加しました。

 小松予定候補は、総選挙の結果について「会の構成団体の日本共産党の躍進を心強く思います。知事選への弾みになります」指摘。大村県政について、「自然破壊の設楽ダム建設、リニア新幹線を起爆剤にと名古屋駅周辺開発など大型開発・大企業優先の県政だ」と述べ、「愛知県の財政力は全国2位なのに、医療や福祉、教育予算は全国最低レベル。県民に冷たい県政を変える必要がある」と強調しました。

小松候補は▽国保料(税)、介護保険料引下げなど地域で安心してくらせる愛知▽18歳までの医療費無料化、保育所・学童保育の増設など女性が元気に活躍できる愛知▽安定雇用の拡大、ブラック企業規制など青年が将来に希望をもてる愛知▽平和行政推進など平和憲法が生きる愛知―の4つの約束を紹介し、「みなさんと力をあわせ、くらし、安心、希望のもてる県政をつくります」と力強く決意を語りました。

 榑松佐一代表(愛労連議長)は「総選挙では自公・公明は横ばい、次世代の党は激減と改憲勢力は後退し、日本共産党など改憲反対の党が増えた。安倍政権は9条だけでなく社会保障など憲法に定めた国民の権利も踏みにじろうとしている。小松予定候補は社会保障問題の第一人者。国の悪政の防波堤として、沖縄県知事選に学び共同を広げ、小松知事誕生で憲法・社会保障守る県政にしよう」と訴えました。

 総選挙で当選した日本共産党の、もとむら伸子氏が駆けつけ選挙での支援のお礼を述べ「党の躍進は安倍政権の悪政に正面から対決する姿に共感をえたものです。国会で安倍政権の暴走を追及するとともに、小松予定候補を押し上げ県民が主人公の県政への転換に全力をあげます」とあいさつしました。

 元自衛隊イラク派兵差し止め訴訟の会代表の池住義憲・立教大学特任教授が激励。医療・介護、業者、女性、青年ら各界の15人が「医師・看護師不足の解消を」「消費税増税中止、中小業者の支援策を」「18歳までの医療費無料化を」「ブラック企業、ブラックバイト規制を」と要求をアピールしました。
 フィナーレは「こまつなちゃんコール」を唱和し「県民無視はダメ、ダメ」「みんなの声が生きる県政は、小松たみこです」と、知事選勝利への決意を固めあいました。
 知事選には小松氏のほか、現職の大村秀章氏(54)が立候補を表明しています。

                                 (2014.12.17)