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2015年県議選~挑む~ わしの恵子 愛知県西区から『市議24年の経験を県政へ』

 

名古屋市議24年、党市議団長の、わしの恵子さん(66)が12年間党議員のいない県議会に挑みます。「戦争できる国にさせない大事な岐路。戦争反対の民意を表すためにも今度は県議会へ押し上げてください」。訪問先での訴えに力がこもります。

 「今まで憲法の歯止めがきいていたのに、安倍首相は暴走に次ぐ暴走。子どもたちがどうなるのか心配」。わしのさんの訪問に女性が不安を打ち明け、集団的自衛権行使容認の撤回を求める署名にサインしました。駅頭宣伝でも市民が安倍内閣への怒りを寄せてきます。

 名古屋市議会で集団的自衛権行使容認反対の意見書を出すなど、平和への願いを代弁してきた、わしのさんへの期待が膨らみます。

 全国の政令市に先駆けて名古屋市は医療費無料化を中学卒業まで広げてきました。その先頭に立って市民と活動してきた、わしのさん。一緒に運動してきた加藤桂子さん(新婦人の子育て小組サポーター)がエールを送ります。「所得制限で無料にならないお母さんの話も良く聞いてくれ市議会に届けてくれました。県議になったら、忙しくて大変そうな教員を増やしてほしい。親としても期待したい」

 愛知県は全国2位の財政力を持ちながら、「自民党・オール与党議会」のもとで、県民1人あたりの福祉や教育の予算が全国最低水準です。「高校進学率が全国最低。格差が広がっている中、安心して学ぶことができる愛知県にしたい。教員の増員や少人数学級を実現する県の役割を発揮させたい」と訴えています。

 リニア中央新幹線は西区に入ると地下40?から名古屋駅の地下30?までだんだん浅くなる予定です。そのため開削工事による立ち退きや、振動、電磁波の不安が地域住民に広がっています。
 JR東海は工事の認可がされるまでくわしい情報を出しません。大村秀章知事は沿線9都府県でつくる建設促進期成同盟会の会長を務め、推進の立場です。どうしても住民の声を届ける県議が必要です。

 共産党のビラを見て、わしの事務所に相談に訪れるルート上の住民が増えています。わしのさんは住民を励ますとともにJR東海に説明をさせようと奮闘しています。

 西区選出の減税日本・半田晃士県議は政務調査費不正利用疑惑の説明責任を果たさないまま17日、離党しました。市議会で政調費の領収書全面公開など実現させてきた、わしのさんに「今度は県議会で不正をただしてほしい」と、西区から初の党県議誕生に期待が高まっています。