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核兵器廃絶 網の目平和行進

 

 「原発なくせ。核兵器廃絶を」の声が21日、愛知県知多半島の西海岸に響きわたりました。知多原水協が呼びかけておこなわれた知多・網の目平和行進です。

 同平和行進は知多半島の東海岸コース(半田市―大府市)と西海岸コース(常滑市―東海市)を毎年、交互におこなっています。

 出発集会が常滑市役所前で開かれ、平和行進実行委員長の大久保敏治氏(知多原水協理事長)が「来年は被爆70年。核不拡散条約(NPT)再検討会議も開かれる。来年にむけ核兵器廃絶の声を広げよう」と訴えました。

 連帯のあいさつをした「原発なくそうinあぐい」の新美正代さんは、安倍政権が国民の反対を押し切って川内原発(鹿児島県薩摩川内市)など原発再稼働の動きを強めていることを批判し「原発再稼働を止めるため安倍政権の打倒を」と強調しました。

 集会後、「核兵器廃絶」「原発なくそう」と書いた団扇(うちわ)やボードを持った50人が沿道の市民にアピールしながら知多市役所を経由し、東海市役所まで歩きました。

                                   (2014.7.24)