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参院選 自共対決を勝ち抜こう 井上比例予定候補がかける

 

日本共産党の井上さとし比例予定候補は15日に続き16日も、もとむら伸子参院愛知選挙区予定候補とともに一宮市と江南市の党の演説会、名古屋市中区、中川区で開かれた後援会総会で日本共産党の躍進を訴えました。

 一宮市の演説会で井上議員は唐傘を手に後援会の人たちと「白波五人男(女)」の扮装で登壇。会場いっぱいの参加者を前に「被爆二世で反核・平和、原発ゼロを訴える男。井上さとしとは俺のことだ」と見得を切ると会場から万雷の拍手が沸き起こりました。

 井上氏が投機をあおる「アベノミスク」を批判し「国民の暮らしを良くしてこそ景気は上向く」と話すと、「そうだ。そうだ」「給料上げろ」の掛け声が飛び交いました。
 さらに井上氏は「国民の立場で自民党と対決しているのは日本共産党だけ。民主も第三極といわれる日本維新の会、みんなの党も自民党の補完勢力。憲法守れ、即時原発ゼロ、TPP参加反対の声は、こぞって日本共産党へ、隅から隅までずず、ずぃーとよろしくお頼み申し上げます」と歌舞伎の口上口調で訴えました。

 もとむら氏は「長崎で被爆した父親から学び、国民が安心して暮らせる社会めざし入党した」と語り、1998年から6年間、八田ひろ子参院議員(当時)の秘書としての数々の法律制定に関わったことを紹介し「参院選は世界に誇る平和憲法を守るかどうかが問われる大切な選挙。何としても比例では井上さんら5人、選挙区で私が国会に駆け上がります」と決意を述べると、参加者から「がんばれ」「八田さんに続け」と激励の声が寄せられました。

 井上、もとむら両氏には、原爆症認定集団訴訟の原告で勝利した中村昭子(てるこ)さん(86)と娘さんから両氏に花束が贈られました。中村さんは「裁判では共産党の人たちに大変お世話になりました。被爆2世の2人を国会に送り出し、国の原爆症認定行政を変えたい」と話しました。

 新婦人内有志後援会役員の女性(56)は「5月か毎週宣伝しているが、もっと宣伝場所、回数を増やすとともに遅れている対話・支持拡大に全力をあげる」と語りました。(6月18日)

港区党後援会でのもとむら参議院愛知選挙区予定候補の挨拶