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悲劇繰り返さないなめにも ?共産党伸びて?

 

 愛知県の日本共産党平和後援会は参院選で比例5議席を絶対かくほするため、原爆被爆者や被爆者家族へ会員を広げようと11日、名古屋市内で「被爆体験を聞くつどい」を開き、被爆者や家族、原爆症認定訴訟を支援する青年ら20人が参加しました。

 横江英樹・愛知原水協副理事長は開会あいさつで「被爆2世の井上さとし参院議員(比例予定候補)は小中学校の先輩です。比例5候補の全員当選、もとむら予定候補の勝利めざし全力をあげましょう」と訴えました。

 もとむら予定候補の父、本村映一さん(72)=元党県書記長=長崎で被爆した当時の状況を報告。「今でも『原爆許すまじ』を歌うと胸にこみ上げるものがあります。大学生の時に『再び戦争を起こしてはならない』と日本共産党員の道を歩み出しましたが、日本共産党の躍進で安倍内閣の暴走を止めましょう」と強調しました。

もとむら予定候補は「被爆2世として安倍内閣がすすめる『戦争ができる国』にする改憲や原発再稼働は絶対に許せません。何としても国会に駆けあがり、被爆者支援のために働きたい」と決意を述べました。

  新しい原爆症認定訴訟(ノーモア・ヒバクシャ訴訟)の原告の高井ツタヱさん(76)、川本信夫さん(81)も参加し被爆体験や日本共産党に対する思いを語りました。

長崎で被爆した高井さんは「私は夫に被爆者だと言えませんでした。夫が亡くなったあと子どもには話しました。私のような被爆者を二度と出さないため、核廃絶の運動をすすめ、被爆者支援に尽力してくれている日本共産党を大きく伸ばすためがんばります」と話しました。

 広島で被爆した川本さんは「被爆者と判ると職場を追われ職を転々としてきました。原爆による病気も発症しました。国が原爆症と認定するよう裁判のご支援をお願いします」と訴えました。

 参加した女性(24)は「被爆体験を聞き涙が出てきました。被爆者の声を踏みにじる自民党や維新の会の国会議員の改憲や核武装発言に怒りを覚えます。友人へ日本共産党の支持を訴えます」と感想を寄せました。(5月14日)