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名古屋市長選挙、名古屋市議補選の結果

柴田氏、6万7000票獲得、当選は河村氏

 

 名古屋市長選が21日投開票され、革新市政の会の柴田たみお氏(48)=無所属・新、日本共産党推薦=が6万7353票(得票率9・08%)を獲得しましたが、及びませんでした。当選したのは、河村たかし氏(64)=無所属・現、減税日本推薦=。

選挙戦は、元自民党市議の藤沢忠将氏(43)=無所属・新、自民党県連推薦、民主党県連支持=を含む3氏が争いました。投票率は39・35%で、河村市長が辞職・再立候補した2年前の市長選の市長選を14.・79%下回りました。

柴田氏は前回、市政の会が擁立した八田ひろ子氏の得票を2万948票、得票率を4・91ポイント伸ばしました。一方、河村氏は得票23万4709票、得票率7・61ポイント減らしました。
 
柴田氏は22日早朝、市政の会の代表や日本共産党名古屋市議団とともに市役所前であいさつにたち、「貧困や差別のない、憲法が生きる社会を実現するために今後もがんばります」と述べました。

くれまつ・高橋両氏は及ばず

 
 名古屋市議補選(守山区、南区)が21日投開票され、守山区(定数1、立候補4)で、くれまつ順子氏(56)=元=は4位、南区(定数1、立候補4)で高橋ゆうすけ氏(34)=新=は3位で及びませんでした。
 
くれまつ氏の得票は9430票(得票率1854%)。前回市議選の得票(4752票)から4678票増やし、前回参院比例票(4352票)の2・17倍、昨年の衆院比例票(5034票)の1・87倍でした。

 高橋氏の得票は5682票(得票率13・31%)。前回市議選の得票(3771票)から1911票増やし、前回参院比例票(4529票)の1・21倍、昨年の衆院比例票(4695票)の1・21倍でした。(4月23日)