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農業 壊滅だけでないTPP 女性後援会ともとむら予定候補宣伝

 

日本共産党愛知県女性後援会は16日、名古屋市中区の繁華街で安倍晋三首相のTPP(環太平洋連携協定)交渉参加表明に抗議する街頭宣伝をおこない約30人が参加しました。もとむら伸子参院愛知選挙区予定候補も弁士をつとめました。

 代表世話人の原山恵子弁護士は「TPP参加はアメリカの要求。参加すれば農林水産業が壊滅するだけでなく、医療など多くの分野で国民の暮らしと生活を破壊する。参加表明の撤回を求める」と強調しました。

 県新婦人内有志後援会の安藤満寿江さんは「輸入食品の基準緩和で食の安全が脅かされる。参加反対の声をあげよう」と呼びかけました。

 もとむら予定候補は、交渉参加表明は自民党の総選挙公約に反すると厳しく批判し、「TPP反対の共同の運動を広げ、参院選で参加ノーの審判を」と訴えました。

 ビラを受け取った60代の女性は「輸入規制が緩和されると、BSEに感染した牛肉、残留農薬を含んだ食品が国内に、たくさん入ってくるのが心配」と話しました。(3月17日)