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庶民の暮らし考えた施策に 愛知社保協

福祉医療制度存続求め宣伝

 
 
愛知県社会保障推進協議会(愛知社保協)は5日、縁日でにぎわう興正寺(昭和区)参道前で、愛知県の福祉医療制度の存続・充実を求める署名、社会保障制度の充実を求める国会請願署名に取り組み、寒波のなか20人が参加しました。「名古屋・革新市政の会」の柴田たみお市長予定候補も参加しました。

 県社保協の小松民子事務局長、柴田予定候補らが交代でマイクをもち、「大村秀章県知事は、子どもや障害者、高齢者の医療を無料にする現行制度を改悪し、一部負担金や所得制限の導入を検討してる。県民に負担を強いることは許されない」、「名古屋市の国保料は4月から、算定方式の変更により多くの世帯で大幅に上がる。減免制度の充実を」と署名への協力を呼びかけました。

 訴えを聞いた参拝客らが次々に足を止め、署名しました。松本勝利さん(72)は「安倍政権になり株高になっているが、年金暮らしの、わしらに関係ない。4月から食料品が値上げと報道されていた。これに医療費が上ったらたまらん。安倍首相は金持ち相手の株高などでなく庶民の暮らしを考えた施策をしてほしい」と話し署名。友田真弓さん(66)は「国や県の財政が厳しいので、少しくらいの負担増は仕方がないと思っていた。話を聞いて税金の使い方がおかしいと思った」と語りました。(3月7日)