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「原発ゼロ」訴え 阿久比町で集会パレード

 

 首相官邸前の金曜行動に呼応して、1月11日阿久比町では、今年最初となる「原発ゼロ」を求め集会とパレードが行われました。

 町民から「原発ゼロの声を上げたいが、東京や名古屋まで行けないので地元で行動を」の声を受け、「原発やめよう・あぐいの会」を結成。会の呼びかけで昨年9月から毎月第2金曜日に集会とパレードをおこない今回で5回目です。「原発やめよう」「子どもたちのために原発ゼロに」と書いたボードを持った町民ら50人が参加しました。

 集会で、ベビーカーに幼児を乗せて参加した若いママさんが「子どもの安全・安心のため原発ゼロの声をあげようと参加しました」、参加者の中で最高齢の90歳の男性は「自分の人生は残り少ないが、子や孫に危険な原発を残したくない。何か行動をしたいと昨年から毎回参加している」と原発ゼロへの思いを語りました。

 集会後、「浜岡原発は廃炉に」「子どもの命を守れ」と唱和しながら町内をパレードしました。草木地域の人たちでつくる「平和ちんどん座」が、鐘や太鼓を鳴らしながら「原発なくすために一緒に歩きましょう」と訴え、通行人らの注目を集めました。

 初めて参加した半田市の女性(37)は「原発ゼロの思いを訴えたかった。家事や育児で名古屋までは行けない。隣町で行動があると聞き参加した」と話しました。

 次回は2月8日の予定です。(1月13日)