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総選挙の結果 愛知

 

愛知県内で日本共産党は、比例で19万3332票(得票率5・72%)を獲得しました。前回総選挙から5万7558票、得票率は0・61%の減となりましたが、一昨年の参院比例票(16万9431票、得票率5・20%)を2万3901票、得票率0・52%伸ばしました。

 前回総選挙から民主党は126万票、自民党が8万票、公明党は6万票、社民党が6万票の減票でした。
 一方で、初めて選挙に臨んだ日本維新の会は59万票、みんなの党が32万票、日本未来の党は31万票を獲得しました。

 小選挙区では、前回15のすべてで当選した民主党は2議席にとどまり、13選挙区は自民党が当選しました。日本共産党の柳沢けさみ氏が立候補した愛知6区は、得票率が10%を超え健闘しまいした。

 「厳しい中、よくがんばったな」「憲法9条守って」―。衆院比例東海ブロック(定数21)で議席を確保した日本共産党の佐々木憲昭氏は17日、比例候補としてたたかった河江明美、江上ひろゆき両氏、来年の参院選の、もとむら伸子愛知選挙区予定候補が中区の金山総合駅前で選挙結果の報告しました。

 6期目の当選を果たした佐々木氏は「みなさんのお力で獲得した議席を活用し、過半数の国民が反対する消費税増税ストップさせるため全力をあげます。右寄りのきな臭い動きのなか平和の旗を掲げ、2人分、3人分がんばります」と決意を述べました。

 河江、江上の両氏は「公約実現へ草の根から運動を広げます」と語りました。もとむら氏は「消費税増税中止、原発ゼロ、憲法9条守れを訴え、参院選での躍進めざし奮闘します」と訴えました。

 訴えを聞いていた通勤途中の女性(57)は「自民党が勝利して改憲など心配。議席が少ないけれど共産党にがんばってもらいたい」と話しました。

 もとむら氏に「今回は議席が減り残念だった。参院選でがんばってくれ」と声をかける男性もいました。(12月18日)