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各地に響く「原発ゼロ」 11・11集会 愛知20カ所で行動

 

愛知県内の20カ所で集会やパレードが繰り広げられました。名古屋市の「原発即時ゼロ」を訴えるデモ行進には、雨の中700人が参加しました。愛労連や民主団体、日本共産党など13団体でつくる実行委員会が主催。

 デモに先立って開かれた集会で、県民主医療機関連合会の早川純午会長が「原発事故被災地の住民は故郷を奪われ、今も放射能汚染の不安をかかえながら生活しています。自然環境を破壊し、人生そのものを奪う原発事故は二度と起こしてはなりません。原発ゼロは国民多数の意思です。声をあげ、原発のない社会を実現しましょう」と呼びかけました。
 日本共産党の、もとむら伸子参院愛知選挙区予定候補が紹介されました。

 参加者は笛や太鼓、ドラムをにぎやかに鳴らしながら、関西電力東海支社まで行進し、通行人の注目を集めました。

 原発即時停止を求める市民行動にとりくんでいる、佐藤秀一さん(44)は「復興予算を原発の海外輸出に流用する野田政権には、怒りがこみ上げてきます。解散・総選挙で民主党が敗北しても、安倍自民党総裁など原発推進派が政権についたのでは意味がありません。財界やアメリカ言いなりの、今の政治のあり方そのものが問われていると思う」と語りました。(11月13日)