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愛知1区大野ひろみつ 本番態勢まちかど演説会

 
すでに本番態勢。総選挙の選挙期間と同じ12日間、徹底した宣伝行動を展開する「キャラバン」を4月から4回実施しました。1日7~8回の「まちかど演説会」では、行く先々で「頑張れ」の声がかかり、確かな変化を実感しています。

 スーパー前や車庫などにいすを並べ、参加者へのインタビューを交えて進めるのが大野流演説会。「この1、2カ月仕事がない」という建築業の男性(46)は「前回は民主党に期待したよ。ところが野田首相は自民、公明と組んで消費税を上げると。みんなだまされた」と悔しそう。大野予定候補に「頑張って」と握手を交わしました。

 名古屋市中心部の愛知1区は、河村たかし名古屋市長が連続5期当選した地域。大野予定候補は「従来と違い、共産党を選択肢として考え始めている」と感じています。党名問題をはじめ、綱領路線にかかわる疑問がしばしば出されるからです。

 「多くの人に党そのものを知ってもらいたい」。とりわけ強く感じるのが、毎週金曜日の関西電力東海支社(東区)前の抗議行動です。
 5月末、数人で始まった再稼働反対の声は800人を超えました。大野予定候補も何度も参加。怒りの大きさとともに「彼らの思いに応えられる政党は共産党以外にない」と責任も感じます。「政治を動かすムーブメントが起きている時代に、候補者であること。これはやりがいありますよ」

 原発問題のエキスパート。3・11後、頼まれた講演は1年で50回以上に及びます。
 原子力の平和利用3原則(民主、自主、公開)を提唱した故坂田昌一・名古屋大教授にあこがれ、名大の門をたたきました。在学中、原発問題住民運動全国連絡センターと同愛知県連絡センターの創設に尽力し、学生ながら県連絡センター事務局長に就任。以来20年余、?安全神話?に転落した原子力行政を徹底して批判しています。

 2人の子を持つ親として、中卒まで医療費無料化の運動に取り組みました。西区で集め始めた「こども署名」は他区にも広がり2010年4月、名古屋市で中卒まで無料化を実現。「共産党には力がない、の声を実践的に払拭(ふっしょく)したかった」。温和な笑顔の下に固い意志を秘めています。
 

略歴

1963年福岡県田川市生まれ。名古屋大中退。党県委員、名古屋東・北・西・中地区委員長
 愛知1区=名古屋市東区、北区、西区、中区(8月10日)

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