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自衛官が名古屋港入港 軍事利用許すなと抗議集会

 

 海上自衛隊護衛艦「ゆうぎり」(3500?)が名古屋港に入港した5月31日、ゆうぎり」が接岸した名古屋港ガーデンふ頭で抗議集会がおこなわれました。愛知県平和委員会、平和と憲法を守る港区連絡会、安保破棄県実行委員会の3団体の呼びかけたものです。
日本共産党の、もとむら伸子参院愛知選挙区予定候補、山口清明名古屋市議も参加しました。

 同艦は「物資補給、乗組員の休養」を目的に2日まで接岸します。
 マイクを持った高橋信・県平和委員会理事長は「物資補給や休養が目的なら一般公開する必要がない。海外派兵に備えた港の軍事利用にほかならない」と訴えました。
 同港管理組合議会議員でもある山口氏は「この間、自衛艦の一般公開で子どもに武器の使用方法を教える事態が起きた。市民の憩いの場であり、平和な商業港に自衛艦は必要ない」と強調しました。

 修学旅行で名古屋港水族館を訪れた女子中学生(14)は「水族館のイルカショーを楽しみにしています。隣に大砲を積んだ軍艦が泊っているのは少し怖い感じがします」と話しました。(6月2日)