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浜岡原発は廃炉に 名古屋中川区で市民が集会・パレード

なくそう原発、つくろう自然エネルギー

 

 名古屋市中川区で11月20日、原発ゼロを訴える集会とパレードが行われました。区内の原水協、新婦人、民主商工会、日本共産党などでつくる実行委員会が主催したもので60人を超える人たちが参加しました。

 集会で新婦人の代表は「福島県に住む弟は建設業を営んでいる。線量計を付け、がれき撤去作業をおこなっているが、放射線量は名古屋市の10倍もある」と報告しました。
 民主商工会の代表は「東日本大震災、福島原発事故により、福島県をはじめ被災地の業者は風評被害を含め経営難に陥っている。被災者支援とともに原発ゼロへ全力をあげる」と訴えました。
 集会後、参加者は「みんなで止めよう原発」「つくろう自然エネルギー」などと書いた横断幕やプラカードを持ってパレードしました。
 障害者作業所に勤める男性(26)は「被災地支援のボランティアに参加した。避難所や仮設住宅の多くはバリアフリー化されてなく障害者は大変。原発事故が起きれば障害者が苦労する。中部電力の浜岡原発は永久停止・廃炉にすべきだ」と話しました。(11月24日)