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稲沢市議選2氏当選 安心・安全の街づくりへ

 

 愛知県の稲沢市議選(定数30、4減、立候補37人)が25日投開票され、日本共産党現職の渡辺幸保氏(60)が15位、曽我部博隆氏(56)が20位で当選しました。
 両候補の合計得票は3690票(得票率6.05%)で昨年の参院比例票(3147票)の1.17倍でした。
 2005年4月の祖父江町、平和町の編入合併後、全市1選挙区で初の選挙のため大激戦になりました。結果判明が遅れ、両候補の当選が確定したのは日付が変わった26日未明でした。両氏は党と後援会の奮闘に感謝を述べ、渡辺氏は「事業費1000億円の名鉄国府宮駅前周辺の無駄な市街地開発をやめさせ、民間住宅耐震補助、中学校卒業までの医療費無料化など暮らし優先、安心、安全の街づくりをします」、曽我部氏は「選挙中、『国民健康保険税が毎年のように値上がりするなど合併しても何もいいことがない』の声が多く寄せられました。国保料1人1万円引き下げ、コミュニティバスの日祭日運行、路線拡充の実現のため全力をあげます」と決意を語りました。
 当選者は他に、公明2、民主1、無所属25で、河村たかし名古屋市長が率いる「減税日本」の推薦候補は落選しました。(9月27日)