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共産党名古屋市議団 議会活動を報告

 
3月の出直し市議選で5議席を確保した、日本共産党名古屋市議団(わしの恵子団長)は5月26日、市政懇談会を名古屋市で開きました。3月議会の活動と東日本大震災被災地視察を報告し、参加者と意見交換しました。
 山口清明議員が、大震災と津波で大被害を受けた仙台市と岩手県陸前高田市の惨状を写真で紹介し、市の防災計画見直しの大切さを指摘。わしの団長は、3月議会で代表質問にたち、大震災被災者の気持ちに寄りそった救援・復興支援、浜岡原発(静岡県御前崎市)の即時停止、福祉・防災最優先のまちづくりで、市長の姿勢をただしたと報告しました。
 田口一登幹事長は、2011年度予算について「大企業・大金持ち優遇減税の恒久化を前提に市民サービスを削り、不要不急の大型事業を継続するもの」と指摘。2年連続の保育料値上げ提案を市民運動と党の議会論戦で中止させたこと、民意をふまえて議員報酬の半減が実現したことなどを報告しました。
 新人議員の岡田ゆき子、さはしあこの両氏は、介護の利用料減免や国保料の引き下げなどを求めた初質問を報告し、「市民の運動と一体で、議会でがんばる」と表明しました。
 参加者から、保育料値上げをやめさせた運動を評価する意見、中小企業応援や市民病院充実などの要望が出されました。「市民要求実現の先頭にたつ共産党議席の値打ちが光っている」「議会改革の先頭にたってほしい」の発言もありました。
 わしの団長は、市民に開かれた議会づくりの先頭にたつ党の活動を報告し「みなさんと一緒に運動を広げて公約を実現し、市民が主人公の市政をつくる」とあいさつしました。(5月29日